《好きな曲 03》Don’t Worry About the Government
「Talking Heads: 77」(1977)収録。
Talking Headsのファーストアルバムです。
個人的にこのアルバムは、全体的に派手な音作りはなく、細々としたギターがなっているという印象です。
初めて聴いた時は、うーん?って感じだったんですが、聴いていくうちに、繊細なギターサウンドにDavid Byrneの風変わりなボーカルが乗っかっていくのが、段々クセになってきます。
それと、なによりTina Weymouthのベースラインが独特で、有名なのは「Psycho Killer」。
Byrneが作った楽曲に彼女のベースが加わることにより、良いアクセントになってると思います。
今回選んだのはB面2曲目の「Don't Worry About the Government」です。
勢いのあるポストパンクをイメージして聴いてしまうと、ちょっと調子が狂ってしまうような、雰囲気緩めな曲です。
この世界観を理解するのに、少し時間がかかりました。
恥ずかしながら、この曲を知ったのは映画「アメリカンユートピア」を観た時で、3曲目くらいに演奏してました。
この映画すごく良かったです。映画館で2回観に行きました。